2020/02/04
槇村が八百屋になった理由4(長本兄弟商店に行く)
1999年7月
そうそれは確かそこそこ暑い日だった。
青梅線から中央線に乗って荻窪で降り歩いて長本兄弟商店
へと向かった。
曲がり角の向かいに長本兄弟商店はひっそりとあった。
1階は普通の八百屋である。なんかパッとしない
アポなしで突然店に行くわけだから長本さんはいない
2階はレストランというか食堂?その日はやっていない
3階が本屋やグッズ4階がヨガとかやる場所
(当時はヨガとかかなりレアだからなんだかわからず怖い印象)
ひととおり見て何を買ったかというと
長本さんの著書
みんな八百屋になーれ
である。
想像してたカッコいい八百屋ではなかった。何となくショボンとなりながら帰りの中央線にのりながら本を読む事に
本のはじまりに何と長本さんは福生に住んでいると
俺と同じ最寄駅ではないか!
これは面白くなるぞと思い本のページを次から次へめくる事になる。
荻窪から福生に着くまでほぼ半分は読んでしまった。
そのまま家に帰り全てを読む。本の中で最も印象に残っているのはやはり今のというか、1975からのオーガニックの社会を作った中心人物が皆登場しているではないか
特に長本さんと一緒にはじめのはじめに長本兄弟商店を立ち上げた
山尾三省さんは
とにかく強烈であったのでした。
立ち上げ後屋久島移住した詩人です。
会いに行こうと屋久島まで行きました。
山尾三省さんの八百屋の精神的な心得はいつ見ても納得なのです。
山尾三省さんの話は次回に続く!